接続
名詞・それ : × +ほどのことではない
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> ほどのものではない/ほどではない
名詞: × +にもほどがある
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> にしてもほどがある
会話
百恵:あの新入り、本当に鼻につくわ。入社早々、期待したほどの会社じゃないですって!皆でいびっちゃわない?顔を見るだけでもむかつくわ。
真理:自分だけが特別な人間だとでも思ってるのかしら。
李 :「いびる」とか「むかつく」とか、穏やかじゃないね。冗談にしてもほどがあるよ。解説
「~ほど(のこと/のもの)ではない」は、例文1~3のように、「それほど大した~ではない/それほど重要な~ではない」という意味を表します。この場合、「のこと/のもの」を省略しても意味は変わりませんし、「この・もの」の代わりに名詞を使うこともあります。
●今の職業は一生を賭けるほどのものではない。/ほど価値のある仕事ではない。
なお、例文4、5のように「~にもほどがある」という形がありますが、この「ほど」は「適度」を表していて、相手の行為がやりすぎだと感じたとき、「冗談にもほどがある。(=冗談が過ぎている)」のように戒めるために使います。
例文
1.私の経験などありふれたもので、とりたててお話しするほどのものでもございません。2.用事というほどのことではないんですが、ちょっと・・・。
2.わざわざお越しになるほどのことでもございませんでしたのに。
3.いい加減にしろよ。欲張るにもほどがある。
5.この世の中、いつも正直者が馬鹿を見る。不公平にもほどがある。
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