【NHK双语新闻】240331:人行横道交通事故多发,呼吁行车礼让行人
上野
警察庁けいさつちょうによりますと、横断おうだん歩道ほどうを渡わたっているときに、車くるまなどにはねられて死亡しぼうしたり、重傷じゅうしょうを負おったりした歩行者ほこうしゃは去年きょねん、2841人にんに上のぼり、前まえの年としより174人にん増ふえました。
根据警察厅消息,去年在过马路时被车撞死或致重伤的行人人数达2841人,比前年多174人。
警察庁けいさつちょうが信号機しんごうきのない横断おうだん歩道ほどうで起おきた、歩行者ほこうしゃと直進ちょくしんする車くるまが衝突しょうとつした死亡しぼう・重傷じゅうしょう事故じこ2627件けんについて分析ぶんせきしたところ、横断おうだん歩道ほどうの手前てまえで減速げんそくしていた車くるまは、147台だいにとどまり、1割わりに満みたなかったということです。
警察厅对2627件在没有信号灯的人行横道上发生的,行人同直行车辆相撞致死或重伤的事故进行分析后发现,在人行横道前减速了的车辆仅有147台,还不到一成。
また、ドライバーが横断おうだん中ちゅうの歩行者ほこうしゃに気きづいた時点じてんの速度そくどは、歩行者ほこうしゃの致死ちし率りつが上あがるとされる時速じそく31キロ以上いじょうの車くるまが、全体ぜんたいの6割わりを超こえていました。
另外,在司机注意到过马路的行人时,该时点的行车速度达到时速31公里以上(认为超过该时速的话行人致死率升高)的车辆数量超过了全体的6成。
道路どうろ交通法こうつうほうでは、横断おうだん歩道ほどうを渡わたろうとする歩行者ほこうしゃがいないことが明あきらかな場合ばあいを除のぞき、その手前てまえで停止ていしできる速度そくどで走行そうこうすることが義務ぎむづけられています。
道路交通法中规定了,除了明确得知没有行人想要过马路,否则必须以随时可以停车的速度行驶。
警察庁けいさつちょうは、来月らいげつ6むい日かから始はじまる春はるの全国ぜんこく交通こうつう安全あんぜん運動うんどうで「歩行者ほこうしゃ優先ゆうせんの意識いしきの徹底てってい」を重点じゅうてん項目こうもくの1つとして、呼よびかけることにしています。
警察厅表示,在下个月6号开始的春季全国交通安全运动上,将把“贯彻落实优先礼让行人意识”作为重点项目之一,呼吁大家遵守践行。