大学と都内の民間企業の研究グループが開発したこの技術。カルシウムと食品添加物にも使われる栄養剤を土の中に注入することで、もともと生息している微生物が貝殻の成分である「炭酸カルシウム」を作り出す働きを増進させて、地下深くまで地盤を固めるものです。
这是东京大学和东京都内私企的研究团队共同研发的技术。通过将钙和可作为食品添加剂使用的营养剂注入到土壤中,来提高原本生存在土壤中的微生物产出碳酸钙(贝壳的成分)的能力,使直到深处的地基都变得更加坚实。
国内の複数の場所で採取した軟弱地盤の土壌350グラムに、栄養剤を加えて室内で実験したところ、数週間程度で、それぞれ1平方メートルあたり10トン程度の重さまで耐えることができる強度に固めることができたということです。
研究团队在日本多地选取了350克松软地基的土壤进行室内实验,往里加入营养剂后,大约过了几周时间,土壤更加坚实了,每一平方米土壤最多能承受到10吨的重量。
研究グループによりますと、環境への負荷が少ないのが特徴だということで、すでに特許を取得し、新年度中にも、25平方メートルほどの敷地を利用した屋外での実証実験を行うことにしています。
研究团队表示,该技术的特点是对环境的负担小,目前已取得了专利,准备在新的一年(2024年)利用约25平方米的用地进行室外实证实验。
将来的には、地震による液状化対策や、有害物質で汚染された土壌の封じ込めなどにも応用したいとしています。
希望未来这项技术能应用于地震液化对策及封锁被有害物质污染的土壤等方面。
「微生物はやっぱり、人が持っていない力を持っているので、それをやっぱり、こう活用することで社会的な問題を解決できるような、そういう可能性を秘めている。」
“微生物拥有着人类所没有的能力,所以我们像这样利用它们来解决社会性问题,这种可能性是蕴藏其中的。”