中日双语阅读:本命年,中日习俗竟然完全相反?(一)
中国のいわゆる「年明け」は春節(旧正月、今年は1月25日)で、春節が明けると、新しい干支を迎えることになる。そして日本に「年男・年女」があるように、中国では自分の干支の年を迎えた人を「本命年」といい、まさに「赤だらけ」になってその1年を過ごすことになる。今回はそんな中国の「年男・年女」について紹介していこう。
中国的“新年”一般指农历新年,也就是春节。大年夜零点的钟声响起时将迎来新的干支。如果当年的干支与自己的属相相同,这就是中国人所说的“本命年”了。在日本同样有“本命年”的说法,日语的说法是“年男(としおとこ)”和“年女(としおんな)”。中国人过本命年,可以说是“红红火火”。
日本とは真逆の意味を持つ中国の「年男・年女」
日本では「年男・年女」は、自分の干支が代表となる年なので、その年の歳神の加護を多く受ける事ができ、「縁起の良い年」とする地域が多い。実際、正月の飾りつけや節分の豆まきなどは「年男・年女」が担うことからも、全体的に「縁起が良い」ととらえられていることがわかる。一方、中国では「縁起の悪い年」としており、日本における「厄年」のような扱いになっている。
本命年,在中国和日本习俗完全不同
在日本很多地方的民俗文化里,都认为“年男”、“年女”能够更多地获得当年岁神的庇佑,当年将会是他们“吉利的一年”。实际上,日本人在新年(お正月)挂门松等装饰和在立春前一天(節分)撒豆驱邪的习俗都应由“年男”、“年女”来完成,由此不难看出,“本命年”在日本人眼中是很吉利的。而在中国则恰恰相反,“本命年”常常被认为是一个不吉利的年份,就像日本人所说的“厄运年(厄年)”一样。
中国の「年男・年女」の必須アイテムは赤!
そんな厄災から身を守るため、中国の「年男・年女」たちは邪気を払う色とされている赤色のアイテムを身につける。毎年、春節前の時期になると、中国のデパートの下着売り場などが赤一色になるのはこのためだ。赤色の下着一式から赤い靴下、赤いベルト、赤い紐を使ったアクセサリーまで何でもある。律儀な人になると1年中、赤い下着を着ている。そう、まさに「私、脱いだらスゴいんです」というオールレッドスタイルなのだ。
在中国过本命年,红色是必备!
为了在这样的“厄运”中保护自己,中国的“年男”、“年女”们在本命年都会穿上红色衣物,目的是为了辟邪。每年春节前,中国的百货商店内衣柜台一片红色。除了成套的红色内衣外,还有红袜子、红腰带、红绳,应有尽有。有的人比较迷信,甚至会一年到头都穿红色内衣。试想一下,当某人脱掉外衣,亮出从头到脚的“全红装备”时,将是怎样一个“辣眼睛”的画面。
根強い人気の赤いアイテム
とはいえ、ますますオシャレになってきている若者たちにしてみると、そんな赤い下着やベルトなどはダサいので着ないという人が多い。なかにはこういった風習は全く信じないという人もいるものの、携帯ケースやアクセサリーを赤にしたりして、オシャレに取り入れている若者も多い。なぜなら「中国紅」という色を表す言葉もあるくらい、赤という色は中国人にとって世代を問わずめでたい色であり、人気の色だからだ。伝統芸能である京劇で赤い隈取(紅臉)は関羽などの正義漢の役が多く、ネットの人気者は「網紅」と言い、「紅紅火火」といういかにも燃えだしそうな中国語の言い回しは経済的に豊かな生活を表している。今年はアナタもそんな赤いアイテムを身につけ「燃えるような」1年を過ごしてみてはいかが?
颇受欢迎的红色商品
在时髦的年轻人看来,红色的内衣和腰带都很土,所以很多人对此表示拒绝。虽然有的年轻人完全不信这种风俗,但也有一些年轻人会在手机壳或是饰品等小物件上加入红色元素,以此来抵挡“本命年”的“厄运”。在中国,红色是一种非常喜庆的颜色,老少咸宜。在中国传统艺术——京剧中,红色脸谱(红脸)代表的也是关羽等正义的角色。现在,人们把网络上很受欢迎的人称作“网红”,还会用“红红火火”这样的词来形容经济上的蒸蒸日上。今年春节,不妨也穿上你的红色衣物,来迎接“红红火火”的一年吧!