双语资讯 | 日语里常说的「小春日和」指的是什么？-新东方前途出国

二十四節気にじゅうよんせつき「小雪こゆき」とは？2024年ねんはいつ？意味いみや食たべ物もの、過すごし方かたを解説かいせつ

“小雪”是什么？2024年的小雪是什么时候？小雪的意义、饮食与习俗

「小雪こゆき」は二十四節気にじゅうよんせつきのひとつで、わずかな雪ゆきが降ふる頃ころという意味いみです。山やまなどに雪ゆきがみられる時期じきとなりますが、それほど雪ゆきは多おおくないことから小雪こゆきと呼ばれるようになりました。江戸時代えどじだいの暦こよみの解説書かいせつしょ『暦便欄こよみびんらん』では、小雪こゆきの気候きこうを「冷ひゆるが故ゆえに雨あめも雪ゆきと也やてくだるが故也ゆえなり」（冷ひえ込こむようになってきて雨あめが雪ゆきになって降ふってくるから）と説明せつめいしています。

“小雪”是二十四节气之一，意味着从这个时候开始就会出现少量降雪。这个时期，山区等地可以看到降雪，但由于雪量不大，因此被称为“小雪”。江户时代的黄历注解《历便栏》中对小雪的气候描述为“天渐寒，时或雨，时或雪”。

なお、二十四節気にじゅうよんせつきでは、小雪こゆきの前まえは冬ふゆの兆きざしがみえてくる頃ころの「立冬りっとう」で、小雪こゆきの次つぎは、山やまの峰みねに雪ゆきがかぶり平地へいちでも雪ゆきが降ふりだす頃ころの「大雪おおゆき」となります。

另外，在二十四节气中，小雪之前是“立冬”，预示着即将进入冬季，之后是“大雪”，表示山巅即将积雪，平原地区也将开始下雪。

～小雪前後こゆきぜんごの二十四節気にじゅうよんせつきの移うつり変かわり～

立冬りっとう →小雪こゆき→大雪おおゆき

～小雪前后的节气变化～

立冬 → 小雪 → 大雪

2024年ねんの小雪こゆきは、11月がつ22日にちから12月がつ6むい日かです。毎年まいとし11月がつ22日頃にちごろ～12月がつ6むい日頃かごろにあたりますが、日付ひづけが固定こていされているわけではありません。二十四節気にじゅうよんせつきは季節きせつの移うつり変かわりを知しるために、1年ねんを約やく15日間にちかんごとに24に分わけたものですが、太陽たいようの動うごきに合あわせて1年ねんを24等分とうぶんして決きめるので一定いっていではなく、1日程度前後にちていどぜんごすることがあるからです。

2024年的小雪是11月22日至12月6日。小雪每年大约在11月22日至12月6日之间，不过日期并不固定。二十四节气是为了表明季节变化而制定的一套历法，它将一年分为24份，每一部分大约15天，但划分为24等分的依据是太阳运动的周期，因此每年的各个节气的日期并不固定，会有一天左右的偏差。

そのため、小雪こゆきといっても、小雪こゆきに入はいる日ひを指さす場合ばあいと、小雪こゆき（二十四節気にじゅうよんせつきの第だい20）から大雪おおゆき（二十四節気にじゅうよんせつきの第だい21）までの約やく15日間にちかんをいう場合ばあいがあります。

小雪，可以指小雪节气开始的那一天，也可以指从小雪（第20个节气）到大雪（第21个节气）之间的大约15天。

この時期じき、昼間ひるまはそれほど冷ひえず、ときには春はるを思おもわせるような暖あたたかな日ひになることがあります。このような日ひを「小春日和こはるびより」といいます。小春こはるとは春はるのことではなく、旧暦きゅうれきの10月がつ（今いまの11月頃がつごろ）をさし、初冬しょとうの穏おだやかで暖あたたかい気候きこうを春はるに例たとえて「小春日和こはるびより」と呼よぶようになりました。

这个时期，白天还不算非常寒冷，有时会出现好似阳春时节的温暖天气。这种天气被称为“小阳春”。不过，“小阳春”指的不是春天，而是指农历的10月（阳历11月左右），这个词是将初冬的温暖天气比作春天。

小雪こゆきの初侯しょこう・次侯じこう・末侯まっこう

二十四節気にじゅうよんせつきをさらに3つに分わけた七十二侯しちじゅうにこうは、小雪こゆきの間あいだにこのように移うつり変かわります。

※日付ひづけは、2024年ねんの日付ひづけです。

小雪的初候、二候、三候

二十四节气可进一步细分为七十二候，三候为一节气，小雪期间有以下这三候。

※以下为2024年小雪三候的日期。

●初侯しょこう：虹蔵不見（にじかくれてみえず）11月がつ22日頃にちごろ

「虹蔵不見にじかくれてみえず」の「蔵かくれ」には潜ひそむという意味いみがあり、虹にじが見みられなくなる頃ころです。冬ふゆの日差ひざしが弱よわまり、曇くもり空ぞらが多おおくなるこの時期じきは、虹にじが出でたとしてもほんやりとしてすぐに消きえてしまうので、くっきりとした虹にじはしばらくおあずけです。太平洋側たいへいようがわの地域ちいきでは、日差ひざしのせいだけでなく、空気くうきもカラカラに乾燥かんそうするため、虹にじが見みられなくなってしまうそうです。

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●初候：虹藏不见，11月22日前后

“虹藏不见”的“藏”指的是隐藏，即指这段时间彩虹隐藏不见。随着冬日阳光变弱，多云天气更加频繁，这个时期即使出现彩虹也会很快消失，所以说清晰绚烂的彩虹“隐藏不见”。据说在太平洋一带，不仅阳光变弱，空气也会变得干燥，所以彩虹不再出现。

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●次侯じこう：朔風払葉（きたかぜ このはをはらう）11月がつ27日頃にちごろ

「朔風きたかぜ」とは北風きたかぜのことで、木枯こがらしが木この葉はを吹ふき払はらう頃ころという意味いみです。木枯こがらしが吹ふくたびに木々きぎの葉はが散ちってしまいます。すっかり葉はが落おちて枯かれたように見みえる木きを表あらわした「裸木はだかき」という言葉ことばがあります。

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●二候：朔风扫叶（中国宣明历中二候为：天气上升，地气下降），11月27日前后

“朔风”指北风，这个时节便是秋风扫落叶的时候。每当秋风吹过，树叶便会簌簌飘落。日语中还有“裸木”一词，指树叶落尽后光秃秃的树干。

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●末侯まっこう：橘始黄（たちばな はじめて きばむ）12月がつ2ふつ日頃かごろ

橘たちばなの実みが黄色きいろく色いろづき始はじめる頃ころ。橘たちばなは古ふるくから日本にほんに自生じせいしている日本固有にほんこゆうの柑橘類かんきつるいです。橘たちばなは葉はが枯かれることのない常緑樹じょうりょくじゅで、永遠えいえんの象徴しょうちょうとされ、その実みは「不老不死ふろうふし」の実みとして『「日本書記にほんしょき』」にも登場とうじょうしています。平安京へいあんきょうの頃ころから京都御所紫宸殿きょうとごしょししんでんの南庭だんていに植うえられ、「右近うこんの橘たちばな」と称しょうされるなど古ふるくから珍重ちんちょうされてきました。その悠久性ゆうきゅうせい、永遠性えいえんせいが文化ぶんかの永久性えいきゅうせいに通つうじることから、文化勲章ぶんかくんしょうのデザインにも採用さいようされています。

●三候：橘始黄（中国宣明历中三候为：闭塞而成冬），12月2日前后

橘始黄，橘柑开始变黄的时节。橘柑是日本特有的柑橘类水果，自古以来就自然生长在日本。橘柑是常绿树种，即使到了冬季叶子也不会枯萎，是永恒的象征，橘柑的果实也曾出现在《日本书纪》中，被认为是“不老不死”的象征。从平安时代开始，京都御所紫宸殿的南庭便种植橘柑，被称作“右侧的橘”，橘柑自古以来便是一种珍贵的水果。由于它自身的悠久性和永恒性与文化的恒久性相通，因此也常被用在文化勋章的设计中。