正月気分も明けて世の中はすっかり日常モード。今年の干支(えと)は「辛丑(かのとうし)」。牛のように地にしっかりと足を着けてどっしりと構え、着実に前へ歩を進めようとの決意で1年をスタートさせたことだろう。
何かと話題になる干支だが、「十干」と「十二支」の組み合わせ、60通りで表されるという。つまり生まれた年の干支が再び巡ってくるのは60歳を迎える年。「還暦」という概念は干支が一回りすることに由来している。
今年はどんな年になるのか。「辛」は「痛みを伴う幕引き」を、「丑」は「芽が硬い殻を破ろうとする状態」を意味するとか。「古いことが終わり、新たな芽生えを見いだす年」とする占術もある。
同じ干支だった60年前の1961年の主な出来事を見ると、「地球は青かった」で知られるユーリイ・ガガーリン飛行士を乗せた宇宙船が初の有人飛行、地球一周に成功、ジョン・F・ケネディが米大統領に就任。国内では坂本九さんの「上を向いて歩こう」が大ヒットした。
昨年から続く大雪で幕を開けた丑年。新型コロナウイルスの感染拡大と社会に及ぼす影響に人々の不安は募るばかりだが、災禍を克服して1年後にはきっと笑顔で新年を祝うことができる。そう信じ今は「上を向いて」いきたい。
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