大学院への進学と「学部・修士5年一貫教育プログラム」 商学部で4年間学んだ後、さらに高度な勉強をしたい人には、所定の試験を受けて大学院に進学する道も開かれています。一橋大学大学院経営管理研究科(2017年度以前は商学研究科)は、大学院教育プログラムとして①「経営学修士コース 経営分析プログラム」と②「研究者養成コース」の2つを提供しています。 大学院へは通常は学部を卒業してから進学することになりますので、大学院で修士号を取得するまでには、学部入学時から数えると最短でも6年間(=学部4年間+修士課程2年間)かかるのが普通です。 しかし商学部・一橋大学大学院経営管理研究科(2017年度以前は商学研究科)では、優秀な学部学生に対して、学部入学時から数えて最短5年間で、①4年目の学士課程修了時に与えられる学士号と、②5年目の修士課程終了時に与えられる修士号、の両方を取得できるプログラムを提供しています。これを「学部・修士5年一貫教育プログラム」(以下、「5年一貫プログラム」と略します)といいます。学部4年次から大学院修士課程の授業を履修することによって、修士課程を形式的には1年間(実質的には学部4年次を含めて2年間)で終えることで、1年間短縮できるのです。