J-TEST考试要求
◆J.TEST実用日本語検定
J.TEST実用日本語検定は、外国人の日本語能力を客観的に測定する試験として、1991年から実施されています。
会社員、留学生、日本語学校生など、年間約5万人が受験しています。
試験は年6回実施されます。
就職や進学、あるいは日本語を使って実務的な仕事をこなすためには高度な日本語力が必要です。J.TEST実用日本語検定を受けて現在の能力を知り、次の目標を目指しましょう。あなたの日本語力をJ.TEST実用日本語検定で測定しましょう。
◆J.TESTの特徴
中級~上級者向けの「A-Dレベル試験」と初級者向けの「E-Fレベル試験」、ビジネス向けの「ビジネス試験」があります。(ビジネス試験の説明は別項目)それぞれの試験で点数によってレベルを判定します。
毎回難易度が一定なので何回も受けることによって日本語力の進歩がわかります。「A-Dレベル試験」「ビジネス試験」は日本語能力試験N1(旧1級)レベル以上の能力も測定します。受験者全員に成績表が発行されます。
規定の点数に達した場合には、認定証が発行されます。
◆A-Dレベル試験
・ 1000点満点で点数によって能力を特A~D級に判定します。
・ 400点以上の方には認定証が発行されます。
・ ただし「8分野の得点でゼロ点がないこと」が条件です。
[出題内容]
● 読解試験 80分
1 文法語彙問題
2 読解問題
3 漢字問題
4 記述問題
● 聴解試験 約45分
1 写真問題
2 聴読解問題
3 応答問題
4 会話・説明問題
● 読解試験終了後すぐに聴解試験が始まります。休み時間はありません。
[点数と評価]
● 1000点満点(読解500点、聴解500点)
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< 特A級 > 930点以上
様々な分野、場面において、専門的な話題も理解し対応できる高度なコミュニケーション能力がある。
< A 級 > 900点以上 (CEFR C2)
様々な分野、場面において、専門的な話題も理解でき、十分なコミュニケーション能力がある。
< 準A級 > 850点以上
様々な分野、場面において、一般的な話題をほとんど理解でき、十分なコミュニケーション能力がある。
< B 級 > 800点以上
一般的な分野、場面において、十分なコミュニケーション能力がある。
< 準B級 > 700点以上 (CEFR C1)
会社や学校において、十分なコミュニケーション能力がある。
< C 級 > 600点以上 (CEFR B2)
会社や学校において、基本的なコミュニケーション能力がある。
< D 級> 500点以上
会社や学校において、限定的なコミュニケーション能力がある。
<準 D 級> 400点以上 (CEFR B1)
日常生活の限られた場面で、基本的なコミュニケーション能力がある。
<認定なし> 400点未満
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日本語能力試験N1 =650~700点
日本語能力試験N2 =550~600点
日本語能力試験N3 =400~450点
*日本語能力試験との比較は目安です。
◆E-Fレベル試験
・ 500点満点で点数によって能力をE~F級に判定します。
・ 250点以上の方には認定証が発行されます。
・ ただし「8分野の得点でゼロ点がないこと」が条件です。
[出題内容]
● 読解試験 70分
1 文法語彙問題
2 読解問題
3 漢字問題
4 記述問題
● 聴解試験 約30分
1 写真問題
2 聴読解問題
3 応答問題
4 会話・説明問題
● 読解試験終了後すぐに聴解試験が始まります。休み時間はありません。
[点数と評価]
●500点満点(読解300点、聴解200点)
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< E 級> 350点以上(CEFR A2)
初級レベルの日本語の範囲ならば、コミュニケーションができる。
< F 級> 250点以上(CEFR A1)
初級レベル前期の日本語の範囲ならば、何とかコミュニケーションができる。
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日本語能力試験N4= 350点~(E級)
日本語能力試験N5= 250点~(F級)
*日本語能力試験との比較は目安です。